行動指針の提示について

「このゲームでは自由に行動できます!」

と宣伝するのは簡単なのですが、宣伝文句と現実が食い違うのはよくあることです。

また漠然と自由を提示されても、何をしていいのかわからないということになってしまいます。

 

今は次のような構造を意識しながら、ゲームの構成を考えています。

 

●大目標

大目標はゲーム全体(あるいはそれに近いレベル)での目標です。

これはゲーム運営者によって提示されます。

 

●中目標

大目標を達成するための中間過程であり、実際のシナリオとなります。

これは複数存在し、運営者によって提示されたり、あるいは参加者により提案されることになるでしょう。

 

●小目標/個人的な目標

これは前述の2つよりも小さなスケールの目標であり、参加者個人が設定することになります。

小目標は設定すればよりゲームに深く関与することができると思いますが、設定せずとも、大目標、中目標の達成を目指していればゲームに参加できます。

 

これだけですと抽象的な話なので、もうすこし具体的に例示していきます。

あくまでも例なので、こういうゲームになるとは限りません。ご了承ください。

 

●大目標:世界征服

ゲームの参加者は世界征服を企む秘密結社の構成員となります。

参加者は原則として「秘密結社による世界征服」を目指して行動することになります。

 

●中目標:世界征服のために何がいるのか?

大目標で提示された目標を、さらに細かく区分し、具体化していきます。

例えば次のような計画と行動が必要になっていくでしょう。

 

・(目的)追加の構成員をあつめたい→(行動)芸能界にデビューしてファンを集めてみよう!

・(目的)新型の装備を開発する→(行動)装備を開発するために必要な物質を確保しに鉱山に行こう!

・(目的)資金源を確保する→(行動)カジノを経営してみよう!

・(目的)敵対組織を倒したい→(行動)殴りこみだ!

 

●小目標/個人的な目標

これはさらにパーソナルなものとなります。例えば次のような具合です。

 

・主人公は秘密結社の首領に心酔していて、世界征服のためならどんなことでもする覚悟だ→大目標や中目標をこなしていけば基本的に小目標も達成されます

・主人公の父は秘密結社の首領によって非業の死を遂げた。仇を討つため、あえて秘密結社のメンバーとなったのだ→中目標をこなして首領の信頼を得てから、敵討ちへと話を進めていきます。この場合は大目標に反する(あるいは無関係な)行動ということになります

・主人公はマッドサイエンティストで、とにかく武器が作りたくて組織のメンバーになった→中目標で武器の開発や資金源確保、開発した武器を用いての戦闘などを選ぶことになります。大目標はどうでもいいといえばどうでもいいのですが、特に反することにはなりません

・主人公は恐るべき野心家で、組織もろとも世界を掌握しようとしている→敵討ちのパターンと似ていますが、この場合は大目標を達成することも重要になってきます。うまく首領の地位を奪わないと、組織の内部分裂を招くなどして、大目標の達成が難しくなってしまいます

 

 

大目標、中目標とも特に関係のない、小規模な番外編的シナリオも挟むことになると思います。

 

また小目標の例をお読み頂けばわかると思いますが、

「小目標を達成するためならば、大目標、中目標に反する行動をとっても構わない」

と考えています。

「禁忌を犯す」というのも物語的には面白味のある要素だと思いますので、もしどうしてもそうしたいのならばどうぞ、ということです(もちろん、相応のリスクはあります)

(保住実)

次の段階に向けて

突然のことで、四月は皆様にご心配をおかけしました。

 

去年から考えるところがあり、一度自分の思うような形でゲームを運営してみたいと思うようになりました。

四月は休養をとりながら、自分が何をしたいのか、あるいは何がしたくないのか、そういったことを考えていました。

 

今はある程度考えがまとまり(あるいはまとめられそうだと思えるようになり)、このようにブログを用意するなど準備を進めている段階です。

まだそれほど多くのことはお話できませんが、次のようなことを考えています。

 

●期限を区切り、明確なストーリー展開を行う

1~2年で終わらせる予定です。

期限を区切ることで展開にメリハリをつけたいと思います。

 

●くじ引き要素は取り入れない

いわゆる「ガチャ」要素は用いないつもりです。

 

●週に1~2度、読み物的なものを提供する

くじ引きなどのミニゲームは参加者に対する話題提供という側面もありますが、こうした要素は取り入れないつもりです。

そのかわりとして、設定やNPCの短編小説的なものを週に一度以上発表することで、参加者の話題としてもらえればと考えています。

 

●キャラクターの成長/強化をストーリーに反映できるようにする

「師について奥義を学ぶ」

「敵の術を見て覚える」

「窮地に追い込まれたとき、謎の力が発動する」

といった要素をストーリー内で扱える形にしたいと考えています。

 

以上です。

温かい目で見守っていただけると幸いです。

(保住実)